web log 開設

2024年4月28日、web logを開設することに決めた。

特に大きな目的があって始めたわけではないが、もともと文字を書くのが好きだったのと最近読んだ本にブログの話が出てきたからだ。

これまでの人生でブログを読んだことはほとんどないし、自分がブログを書くことなんて想像したこともない。やり方が全く分からないが、とにかく日々の気持ちを言語化する日記のような使い方ができればいいだろう。

 

感情を言語化するのが好きだ。日々生きていれば様々な感情が全身をめぐっているものだが、それを認識できることは少ない。今自分が漠然と感じているふわふわした感情を言葉に当てはめることで、途端にその気持ちがどっしりと存在感を出すと感じたことはないだろうか?例えば、触覚でも同じようなことが言える。あなたは今、靴下を履いているだろうか?下着は?何かに接している感触はどうだろう。ほとんどのことが意識しなければ感じることができないだろう。思考も同様に、心の機微は繊細で隠れるのが上手い。だからこそ、自分が感じる様々な気持ちを逐一言葉に当てはめて保存してみると面白いのだ。

その上で重要になるのが語彙力である。たくさんの語彙を知っていればその分、その場に最適な言葉で感情を言語化することができる。現代ではsnsの発達により、言葉が均一化されているのではないかと感じる。より分かりやすく、より単純に、この世界を表現している人が多いのではないだろうか?しかし、私が思うに世界はそんなに単純じゃない、実に雑多で複雑で曖昧なものでできている。ファッションモデルのアンミカさんが、「人志松本の酒のツマミになる話」で「白って200色あんねん」と発言し大きな話題となった。これは面白いと同時に興味深い言葉だ。もし仮にこの言葉を知らなければ、我々はあらゆる白を一つの白という言葉で表現していただろう。だが、200色の白を知っている人間は青みがかった白をスノーホワイト、ベージュが混ざったような白をアイボリーホワイトと表現することができる。つまり言葉は世界の輪郭をより明瞭に描き出す手段なのだ。したがって、私は多少難解で気取っていると思われようが、普段耳にしない言葉を積極的に使っていきたいと思う。

そしてこのブログが自分の感情を深く理解することと様々な語彙が定着する助けになればよいと思っている。

初投稿で筆がのり長くなってしまったので今日はこのくらいにしておこう。また明日。